バーズ・ビューは、これまで経験と勘が重要とされる地域の救急医療を“見える化”し最適化するクラウドサービス「e-MATCH」を提供しています。代表の夏井氏は、大手医療機器メーカーのエンジニアから社会人をスタートし、ヘルスケア領域のプロモーターを経由して独立。同社は事業のシナジー効果を高める新たなプロジェクトを他社と連携することで、短期間に立ち上げています。たとえば、臨床研究に最適なレジストリープロバイダー事業や開発途上国のための救急医療支援事業など、自前主義に陥らず、人の”縁”を大切に、また国内市場にとどまらず、イスラエル、ボリビア、エジプト、ラオスなど海外事業にも積極的に取り組んでいます。
このスピード感と前向き感の根底には「医療分野での社会問題を解決すること」という理念に加えて、若き日のイスラエルでの修行経験がその源泉となっています。この例会では、バーズ・ビューの歩んだ軌跡と夏井社長の信念、そして今後の展望を通し、新たな中小企業の生き方を模索します。激しい変化の波に中小企業はどう向き合うか、その示唆と勇気が得られる報告です。