例会レポート  新春例会
日本経済の再生は中小企業の再生から

日 時
2013年2月1日(金) 18:00~21:00
会 場
全理連ビル会議室
内 容
新春例会 日本経済の再生は中小企業の再生から
  2013年の政局と経済 中小企業家の描く中小企業立国の未来

東京中小企業家同友会 渋谷支部の新春例会基調報告は、経営委員会経営塾主催で、 今年の自社の経営課題、経営抱負を踏まえて、東京中小企業家同友会 政策渉外本部長の三宅さんのお話を伺いました。

話の内容は、

  1. なぜ「経営環境」なのか?
    1. 「貸し渋り」政策活動 →「貸し渋り」は同友会から生まれた言葉!
    2. 中小企業団体の使命
    3. 産業政策と社会政策 →営業利益の確保
    4. 政策活動は「火の用心」 →自らを守る
  2. 中小企業憲章取り組みの経緯
    アセスメント法から中小企業憲章へ
    1. 東京中小企業家同友会2000年から2003年への歩み
    2. 閣議決定から国会決議へ
  3. 中小企業立国の理念
    日本経済に占める中小企業の現状
    1. 中小企業立国の指標
      • 付加価値
      • 申告所得
      • 所得水準
    2. 何故中小企業立国なのか?
      中小企業は消費の根源
      • 中小企業の潜在担税力
      • 中小企業の植物性→安定的経済成長
  4. 中小企業は今なにをすべきか?
    課題発見は経営現場
    1. 決算書に見る経営課題の棚卸
    2. 地域への活動→東京都への政策要望
    3. 政策実現への活動
      世論の喚起
      • 超党派議員へのロビー活動
      • 他の中小企業団体との連携
      • 行政への働きかけ

非常に、硬いテーマでしたが、グループ討論では私たちが本来取り組む経営課題を参加者が真剣に討議しました。

とても有意義な例会でした。

(報告者: THINK OUT OF THE CASE 株式会社 
取締役副社長 三雲玲子)

= 風景画像 =