発 行 | 東京中小企業家同友会 渋谷支部 PAL2編集部 |
発行責任者 | 三木 秀治 |
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この現象をまじめに考えた人がいます。 ジャネの法則というらしいのですが19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネと甥の心理学者ピエール・ジャネだそうです。
10歳の人間にとって一年は記憶の総量の10分の1ですが、50歳の人間の記憶総量では1年は50分の1なので歳を取るほどスピードが早く速くなるらしいのです。 飲み会の話題で「へぇ~、そうなんだ」程度の反応だと思いますが、ポール・ジャネたちにとっては人生をかけて探究したのかもしれません。
ただ、そういうことならば平均寿命まで生きると仮定して私の場合あと25年あるとします。このジャネの法則を考慮に入れなかった場合、単純に25年あると考えてしまいそうですが、今のスピードを仮に1とすると81歳の時には1年が252日分しかない計算になり、残りの25年が20年半くらいしかないことになります。日数にすると9125日が7488日と1637日消えてしまいます。
ちょっと涼しく(寒く?)なる計算ですが何か対処法はないのでしょうか?
昔、島田伸介がテレビで「何か将来の楽しみな日を作ると、待ち遠しくて1日が長く感じる」と言っていました。それも一つの方法かもしれません。
私自身は、この7か月を振り返ってみて記憶に残らない日がとても多いことに気づきました。その日その日は、それなりに生きているつもりですが振り返ると記憶に残っていない日が圧倒的に多いのです。去年1年間でも鮮明に記憶に残っている日は数日しかない状況です。それならば、できるだけ多くの日を記憶に残すようにしたらもう少し時間の経つのが遅くなるかもしれません。
そのような訳で、残り9125日のうち1日でも多く渋谷支部の皆様と「記憶に残る」日を作っていきたいと思う今日この頃です。
2001年、くも膜下出血で倒れ、入院した小柳さん。心配していた会社の経理を回していたのは「ダメ社員」と思っていた新人でした。35歳で独立。ソフトウェア開発を中心に「コンピューターの『コ』がつくものはすべて私たちの仕事」をモットーにお客様をサポートする(株)アドバンスト・ソフトを率いて31年、「下請けからの脱却」を目指してきました。それが、「社員が自律的に動く組織」を生み、お客様から「お宅がいなくなっては困る」とまで言われる立場になりました。その大きなカギとなった、社長自身のある "気づき" とは?
プロフィール
1985年設立 資本金1000万円 従業員9名 売上1億円
ソフトウエア開発 パソコン関連機器販売
コンピューター運用サポート インターネット関連事業
このコーナーでは、
東京中小企業家同友会渋谷支部に
ご加入頂きました会員様をご紹介いたします。
テールリスク(tail risk)という言葉をご存じでしょうか?
「テールリスク」とは、「ブラックスワン・イベント」とも呼ばれ、金融市場において、確率は 低いが発生すると非常に巨大な損失をもたらすリスクのことをいいます。
このテールリスクが、時折、我々の生活にも大きな影響を及ぼします。
近いところでは、2008年9月に米国のリーマン・ブラザーズ証券が破綻しました。
米国のひとつの証券会社が破綻しただけなのに、全世界的な金融市場が不安に陥りました。 日本においても、円高、株安が進み、ドル円は80円割れ、日経平均株価も8000円を割り込みました。 そして、このときの金融不安、それに伴う不景気をリーマンショックと呼ぶようになりました。 リーマンショックのような経済危機は100年に一度しか起こらないことと言われています。 このような現象をテールリスクが現実になったと言います。
100年に一度しか起こらないとなると、人生に1度あるかないかの出来事になります。 なので、人の記憶にないことは、実現する可能性すら考えられないことになります。 でも、それは、時として起こってしまうのです。 リーマンショックだって、金融当局が支援するはずだと市場関係者は考えていたのですが、なぜだか米国の金融当局は支援しませんでした。 そして、その反省から、その後に厳しくなった米国の証券会社に対しては、政府の支援が始まりました。
そのテールリスクが最近現実になったのが、皆さんのご存じの英国のEU離脱を問う国民投票の結果でした。 英国民のほとんどが、離脱はあり得ない、と考えていたはずです。 そして離脱の結果が出た後に、あの投票は間違いだった、と言い出す国民が居て、国民投票のやり直しを求める声が大きくなりました。 ですが、いったん決めたことは、覆水盆に返らず、が政治の世界です。 国民にすれば、後悔先に立たず、ですが、今更やむなしです。
EU離脱が決まった直後、金融市場は大きく変動しましたが、いまは何もなかったかのように元に戻りました。 いますぐ目に見えての変化が無いために市場は元に戻ったのでしょうが、数年の後を考えれば、EU参加各国は英国の一人勝手を許さないはずです。 ボディーブローのように英国経済に効いてくるに違いありません。 日本企業も英国から、欧州大陸に拠点を移す企業も出てくるでしょう。 英国の雇用も経済も低迷していくはずです。 あり得ないと思っていたことが現実になると、そのリスクを我々は許容しないといけなくなります。
今年の次なるテールリスクは、米国の大統領選だと思います。 民主党のクリントン女史と共和党のトランプ氏の一騎打ちが11月に行われます。 もし、トランプ氏が大統領になるようなことがあれば、アメリカ一国の身勝手主義的な政治、外交、貿易、防衛政策になってきます。日本の米国貿易は大きな痛手を受けるでしょう。
そして日本の防衛も大きく変わらざるをえなくなるのではないでしょうか? トランプ氏のような極端なものの考え方をする人が大統領には絶対になりえない、と考えていると、いやいや、結果はその逆になる可能性もあるのです。 そんなことは起こらない、と思っていることが起こる。 地震だってそうです。どこでいつ起こるかわからない。 リスクは頭にはあっても、どんどん風化してしまします。
我々が経営する企業は成り行き任せで生きていくわけにはいきません。 取引先からの発注が減ってしまって企業経営がなりたたなくなることもあるかもしれません。 だけど、社員の雇用もは維持しないといけません。 経営者は、そういう不測の事態に常日頃から備えることが何よりも肝要なのです。
アベノミクスが始まって、3年半が過ぎました。 景気循環の時間軸からすれば、リーマンショックから8年が過ぎます。 景気の山と谷はおおよそ10年でそれぞれかならず1~2回はあります。 長すぎた春には必ず終止符が打たれることは、皆さん、経営者として、長年の経験でご理解されているはずです。
株式相場の格言に、「もうはまだなり、まだはもうなり」と言う言葉あります。 もうそろそろと思っている頃はまだその時ではなくて、まだまだと思っているとすでにもうその時が到来している、という意味合いです。 私の感覚では、今は、「もうはまだなり」ではなくて、「まだはもうなり」という時間軸になりそうな気がしています。 テールリスク、あなたの身の回りにも、あなた固有のテールリスクがあるはずです。 まだはもうなり、と考えて、固有のテールリスクを見つめ直したいと思います。
初の女性都知事が誕生しました。
小池百合子氏が他を圧倒しての勝利でした。
過去2回任期途中の辞任が続いていました。
今度こそ都民の信頼に応えた都政を実現し、
東京オリンピック・パラリンピックを
成功に導いてもらいたいものです。
今年の関東地方の梅雨明けは7月28日で、平年より7日、昨年より18日も遅くなりました。 それでも少雨のため水不足となっており現在10%の取水制限です。節水にご協力を。
そうはいっても暑い夏はプールでしょ。
毎年水着はサイズアップしています。
最近公営プールなどで日焼け止めクリームを禁止しています。
水が汚れるという理由とのこと。
カナヅチではなく陸釣りが目的です。
山の中でのバーベキューも楽しみです。
駅の階段でかなり不安でした。
しょうがないので温泉直行です。
加熱用と書かれていても自己責任ですから。
夏休みのお出かけは計画していますか?
できれば近場で済ませたいのですが。
ボーナスも少なかったので節約と行きましょう。
当然ですが自炊はソーメンのみです。
まもなくリオオリンピックが開幕です。
設備の問題やら治安問題など懸念事項が山積みのようです。
セーリングの日本選手も工具をまるごと盗難される事件が発生しています。
無事に開催できるといいのですが。
リオとの時差は12時間。
競技をリアルタイムのテレビで観ようとすると結構つらいものがあります。
丁度この期間夏の甲子園とかぶります。
リオオリンピック:
2016年8月5日~8月21日(17日間)
甲子園高校野球大会:
2016年8月7日~8月21日(15日間)
ということで、昼間は高校野球、
深夜から明け方はオリンピックと
寝るひまなしでの観戦となりそうです。
職場に迷惑をかけないようにお願いします。
今年も8月15日がやってきます。戦後71回目の終戦記念日です。
戦後はじめてオバマアメリカ大統領が広島を訪問しました。
恒久平和を守るのは国民の意思が大切です。
★三木 秀治 川崎インターネット(株)
7月22日に第28回マッチングプラザを8名の方々に参加いただき開催しました。
今期は、会社の成長に直結したビジネスマッチングの場を目指し、新設の事業成長委員会とタイアップして開催しています。
前半は、鈴木委員長、澤田副委員長の解説による「簡易経営診断」プログラムを全員が実践しました。 後半は、参加者全員のプレゼンとビジネス交流を行いました。
さっそくコラボの芽も生まれていますので、次回もお気軽にご参加ください。
次回は 8/18(木)開催です。
詳しくは、例会案内かフェースブックのイベントページに掲載しますので、ぜひご参加ください。
◆渋谷支部定例幹事会
☆日時: 2016年8月3日(水)18:30~20:50
☆会場: 渋谷区商工会館
☆参加費: 無料
◆社長・営業マンの『売上・増客』講座 第十期 販売塾
☆日時: 2016年8月4日(木)14:00~17:00
☆会場: 東京中小企業家同友会・会議室
☆報告者: 販売力強化の第一人者・坂 陽風氏
及びコンサルタント連合『青藍会』の強力講師陣
☆参加費: 全5回 1人15,000円(教材費込み)
スポット@3,000円 教材費別1,500円
【目 的】
社長・営業マンの販売力強化を通して「売上・増客」を実現し、売れる企業・つぶれずに成長する企業をつくる。
※最大特長 ⇒ 希望者に個別コンサルティングを実施し、企業ごとの販売ノウハウを完成。(※全コース参加企業対象/要予約)
【講座カリキュラム(内容)】≪全5回コース(年2回開催)≫
第1回:我社の使命感(販売の軸)の確立と、商材&顧客・市場の見極め
第2回:販売の「3つの根本エッセンス」と“商売の究極の秘訣"の会得
第3回:新規開拓アプローチ“突破ノウハウ"と「必殺の30秒トーク」作り
第4回:商談・提案・クロージング・価格交渉の“実戦ノウハウ"を完成
第5回:顧客・市場の絞り込み法と深掘り法の追求でさらに売上・増客
【開催日】
講 座:平成28年 7/7、 8/4、 9/1、 10/6、 11/10
◆「しぶや共育塾」
~社員と夢を育てる勉強会~連続5回講座
第5講 真のチームワーク(最強の組織とは)
☆日時: 2016年8月6日(土)13:00~17:00
☆会場: コミュニケーションエナジー株式会社 研修ルーム
港区芝大門2-12-10 T&G浜松町ビル3F TEL:03-6459-0600
☆報告者: 田中 正吾 氏(株式会社アークビルサービス 代表取締役)
☆参加費: 全5回通し参加で初参加20,000円(会員外22,000円)
2回目参加15,000円、3回目参加12,000円
スポット参加5,000円(会員・会員外共通)
社員と共にあなたの会社の夢を育てませんか!!好評の「しぶや経営塾」が「しぶや共育塾に名前を改め、より実践的な内容にパワーアップ、大幅に時間を増やして再スタートします。
最新の脳科学や生物学を取り入れ、ワークショップやディスカッションを通して、体験しながらコミュニケーション能力を身につける他ではチョット聞けない即実践できるリーダーシップの勉強会です。
1カ月に1度、土曜の午後は「しぶや共育塾」で楽しく学びましょう!!
開催日 毎月1回土曜日 13:00~17:00
4月23日(土)第1講 場づくり(いいリーダーとは場を作れる人)
5月28日(土)第2講 知覚差異(人は皆違う能力を持っている)
6月11日(土)第3講 知覚差異(自分のコミュニケーションのパターンを知る)
7月16日(土)第4講 健全度 (健全度の高い組織とは)
8月 6日(土)第5講 真のチームワーク(最強の組織とは)
◆渋谷支部文化企画「オバマ広島訪問の歴史的意義と課題」
☆日時: 2016年8月15日(月) 18:30~21:00
☆会場: 東京同友会会議室
☆参加費: 2000円
2016年5月27日アメリカ大統領のバラク・オバマが初めて原爆が投下された広島を訪問しました。17分におよぶ演説では、核兵器のない世界を展望して次のように語りました。「私の国のように核を保有する国々は、勇気を持って恐怖の論理から逃れ、核兵器なき世界を追求しなければなりません」
「平和安全法制」による集団的自衛金の行使容認、9条改憲論など様々な議論がある中で、どのように「平和」を守っていくのか?みなさんと一緒に考える機会にしたいと思います。
◆第29回マッチングプラザ
☆日時: 2016年8月18日(金)18:30~21:30
☆会場: 港区新橋 4-29-6 寺田ビル 3階 セミナールーム
(JR新橋駅 SL広場から徒歩6分)
☆幹事 (渋谷支部): 小倉、向出、塚越
☆会費:同友会会員:2000円 会員外:2500円
(ソフトドリンク、アルコール、オードブル付き)
◆数字は最悪 社内は最高 ブラックを脱するための苦闘の日々
☆日時: 2016年8月25日(木)
例会 18:00~20:45
懇親会 20:45~22:00
☆会場: 渋谷区商工会館 第一会議室
☆報告者: 清水 孝弘 氏 株式会社S-TEKT 代表取締役
☆参加費: 例会 1000円 / 懇親会3000円
2016年5月、直近の決算数字は最悪でした。「今、社内のムードは最高です。これから数字は必ずよくなる」と清水さんどうやってそのムードを作ったのか?
創業家と対立しつつ社長になった清水さんに届いたのは「社名を使うな」「株を現金で一括して買い取れ」「慰謝料を払え」など壮絶な通告でした。借金も膨らみ、社会保険や消費税も滞納。サラ金に手を出し金策に頭を下げる日々。一方で、仕事をガンガン回しパズルの駒のように社員をあてはめ、稼げるだけ稼ぎました。結果、メドも立ってきた矢先に東日本大震災。 主力のお客様だった外資系企業は日本から脱出。再び大きな痛手を負います。 ナンバー2が退職。社員もどんどん入れ替わった。 「ブラックだったんです。社内は疲弊しきっていたんです」そして、お客様も減っていった「気がつかないうちにお客様の不満が溜まっていたんです」
しかし、今は違う「社員全員の動きが把握できる」
「いちばん下の社員も言いたいことを言える、幹部もきちんと考えられる」
「社長の自分の意思をきちんと理解して行動してくれる」という。
その秘訣が8月のプレミアム例会で明らかにされます。
社長がそう思っていなくても現場はブラックとうけとめているかもしれません。
ムードと数字 なかなか折り合いのつかない経営課題を一緒に考えませんか。
4業種にわたり、営業、プロジェクトマネジャー、マーケティング、企画職に従事し、2005年売上アップ研究所を創業。2008年株式会社SGOソリューションズを設立。サービス業をはじめ、製造業、化粧品、花き業界など広い分野で営業戦略支援、組織マネジメント支援を行う。
低価格・小ロットの営業代行サービス「セールスブースター」を開発。ネガティブ系のマーケティングデータを活用した新しい切り口の「ネガマー」を開発。戦略設計・実行支援に反映。
月刊スタッフアドバイザーへの連載「買わない理由をくみあげろ」連載中。 2011年6月 まったく新しい参画型の士業支援プロジェクト「士業戦隊 志レンジャー」をスタート。現在、首都圏でプロジェクト活動中。