発 行 | 東京中小企業家同友会 渋谷支部 PAL2編集部 |
発行責任者 | 三木 秀治 |
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この国は一体どこへ行こうとしているのか!
緩やかに経済が回復するかに見えた日本経済も、あの3.11東日本大震災以降すっかり萎縮してしまった。
世界の経済をリードする立場にあった日本が、今ではすっかり中国をはじめとするASEAN諸国との価格競争やヨーロッパの金融不安に翻弄されている。
あの経済大国、膨大な貿易黒字を抱え世界のやり玉に上っていた日本の姿は、もはやどこにもいない。 メードインジャパンの名をほしいままにした日本の家電業界は、今や多額の期末損失に方向性を見失おうとしている。 これらの品質と生産性を支えてきた中小企業の体力を、空洞化とコストダウンの名の下に奪ってきたつけが回ってきたと言えなくもない。
その点、腐ってもトヨタは立派なものである。先月の記者会見でも、サブプライチェーンの再構築をするものの、国内需要は国内生産で賄うと公言している。ホントかどうかは別として、その姿勢は買いたい。TPPも消費税もデフレ経済が生み出す消費の悪循環も両刃の刃だ、やり方によっては善とも悪ともなる。10年後いや孫の代まで見据えた英断を期待したいにも経済も政治もますます空洞化が進む、我が身は我が身で守るしかない!この国は一体どこへ向かおうとしているのか?
村や町が蘇る地域振興政策や内需が拡大し消費が潤い子孫が繁栄するには、国民の大多数が寄存する中小企業が蘇る政策しかない!中小企業が主役となる中小企業憲章の推進(閣議決定から国会決議へ)を熱望する!
あれだけ歳出削減、税金の無駄遣いをなくすといいながら、急展開で自民・公明と結託するというのは国民をバカにしているとしかいいようがありません。
信用を裏切った政党には、断固としたノーを次の選挙で突きつけましょう。
マニフェスト違反も、原発問題のように原発事故を教訓に脱原発に舵を切るのは国民も納得すると思います。
少なくとも解散総選挙の後で信を問うということができなかったのでしょうか?
「軽減税率」は食料品など生活必需品の税率を下げることです。
夫の小遣いは減らしても食費だけは減らしませんからね。
そういう妻の体重は消費税と反比例して欲しいんですけど。
そういえば健診で毎年腹囲が2.5センチずつ増えていました。
なんだか、消費税みたいで将来が空恐ろしい。
ラクダじゃないので脂肪を貯めるのは止めましょう。
原発再稼働も増税もほとんど「脅し」のような理屈で突き進んでいます。
誰が得するのかよく考える必要があります。
増税案ばかりひねりだす官僚には夫の安月給で苦労している妻の知恵が必要ですね。
このところ空梅雨が続いています。梅雨はどこに行っちゃったんでしょう?
どんな雨にも負けない丈夫な会社を目指して頑張りましょう。
ところで7月1日からレバ刺しが禁止されました。食べるなと言われると食べたくなるのが人情。
日本の食文化を守るにも命がけ?
★三木 秀治 川崎インターネット(株)
氏 名 | 長井 貴範 様 |
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会社名 | 株式会社 webqam |
役 職 | 代表取締役 |
所在地 |
〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-21-4 大和ビル4F |
電 話 | 03-3716-7759 |
URL | http://www.webqam.jp |
業務内容 |
EC&ITシステムコンサルティング。 Webシステム・スマートフォン・ソーシャル アプリの企画・開発。 |
氏 名 | 近藤 浩三 様 |
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会社名 | 成長支援コンサルティング株式会社 |
役 職 | 代表取締役 |
所在地 |
〒150-0011 東京都渋谷区東3-11-10 恵比寿ビル9F |
電 話 | 03-5778-2288 |
URL | http://www.seityo-sien.com |
業務内容 | 経営コンサルティング業 |
「私が同友会に入ろう。」と決めたのは、私以外の人で弊社の将来のことを本気で考えている人が見当たらなかったからだ。 父に何かあった場合、自ら動くのは私しかいないのではないかと思ったのだ。
まず、私は経営アドバイスもしてくれる税理士さんを探そうと、何人もの方と面談をさせて頂いた。 その間には同友会の幹事会や例会にかなりの頻度で出て、 今まで全く知らなかった様々な業種や経験を持った中小企業の経営者の方々と知り合うこととなる。 外部の方と名刺交換をするのも人生で初めてであったのだ。 社内での限られた仕事しかしていない私は、子供の保護者会で出会うママたち以外の人と会うことに興味をそそられた。
高齢の前社長(実父)は大変古い考えで、女の私が夜出掛けると言うことに関して、 それが会社の維持継続のための勉強会であろうが何であろうが許しがたいという考えの人であった。 それだから、私が同友会に参加していることを全く良く思っていなかった。 とにかく、自身が昼も夜はほとんど出掛けない人であり(高齢だから)、出掛けると言うことにもいちいち目くじらを立てる人であったのだ。 「会社の営業時間は社内にいろ、営業時間が終わったらさっさっと帰って家事をしろ。」いつもこのように言われていた。 私は、自分が男だったら、絶対に不良少年になっていたのではないかと思う時がある。 家でも会社でもずっと私は監視されているという生活だったからだ。 しかし、長女であり父の跡継ぎという責任感が次第に確実に頭角を現し、 いつしか会社継続のためには、父の言うことを素直に聞いているのでは逆効果であると言うことが、 同友会に参加すればするほど分かってきたのだ。
同友会では例会や幹事会もさることながら、懇親会での様々な方々との飲ミニケーションを通して、 今までの私自身の悩みと共通の悩みを持つ人たちがここにいて、 今後、会社を経営していくことになっても何とかなりそうだという気にしてくれたのだ。 エネルギッシュでパワフルな経営者であり、魅力的で真面目に経営をしている人が集まっているそんな同友会に出会えたことは、 私の後半の人生にとってとてもラッキーなことだった。
「同友会に行って、うちの会社のことを客観的に見ることが出来たよ。いいところが分かったよ。」 と父に報告した時も「外に行かなきゃ分からないのか。」と怒ったような返事だった。 結局、同友会のことをもっと理解してもらうために、一緒に例会に参加するか、もしくは、一度は例会で講師をしてもらおうと目論んでいたことも、一切実現せずに終わってしまった。