中国が震源地となったコロナウィルスによる新型肺炎が世界中に拡散し始めました。中国から遠く離れたイタリアでも北部の村が封鎖される事態となっており、この先、どこまで広がるのか世界中の人々が心配しています。日本においても、政府が小中高校を春休みまでの期間を休みにする方針を出しました。このことがきっかけになって大企業は全社的に自宅待機(テレワーク)にしたり、テーマパークも3月中旬まで臨時休業するような動きが一気に広がっています。
我々経営者にとっては、コロナウィルスへの感染に対する対応も必要なのですが、何よりも経済活動が停滞することが悩みのタネとなってきます。 分野的にもっとも影響をうけるのはインバウンド(訪日外国人)に関連する事業者だと言えます。 観光地の飲食業、小売業(お土産物屋)、ホテル、旅館は閑古鳥が鳴いており、都内の大手デパートにおいても春節時期の中国人観光客の激減で、昨年対比で売上が大幅に減少に転じているそうです。大手企業は、自宅待機(テレワーク)で仕事が滞って、売上が減少するのは痛手ですが、経営危機とまでは行きません。 大手企業と違って中小零細企業にとっては、死活問題に発展しかねない事態が起こっているといえそうです。
いまから12年前のリーマンショックの時は、金融危機だったので、日銀の金融緩和、政府の財政出動などで大企業の活動を支援すれば、中小企業にもそのおこぼれは届くことになったのですが、今回は、金融緩和も財政出動も効かない事態となっています。 政府は、おそらく、中小企業向けに緊急融資制度を作り資金繰り支援をするというかもしれませんが、所詮借金ですから、売上が増えるわけではありません。この部分においては、政府の適切な対応を期待したいところです。
今回の事態は、その被害の規模や収束までの時間がまったく読めないといういう意味では、どちらかと言えば、リーマンショックよりも、3.11の東関東大震災に類似していると言えます。 3.11の大震災では、福島原発の事故で放射能汚染が拡散するのではないかと関東、東北に住む日本人は苦心しました。 そして、外国人は大使館の指示もあって、東京から脱出を図った人が多かったことを思い出します。ですが、3.11のときは地震で社会インフラが大きく損なわれていましたが、今回は社会インフラが健全だということは大きく異なりますので、収束さえすれば経済活動は急速に回復するといえます。
過去を振り返ってみると同じような症状が流行したSARSは2002年11月に中国広東省で生じた発症例を発端とし、2003年7月末までの9か月の間に全世界32カ国において、死亡者774例を含む8,096例の発症例(致死率9.6パーセント)がありました。今回は、これまで(2月28日現在)、海外では約8万人強が感染し、お亡くなりになったのは2850人となっているそうです。 2002-2003年とは規模が10倍になっていることがわかります。そんなことで、WHO(世界保健機構)はパンデミックになる可能性が高いとの声明を出しました。
この動きがすぐに表れたのが、株式市場です。 日経平均株価は1月には2万4000円近辺だったのですが、2月28日は2万1000円を割込むまで売り込まれました。 株価は企業業績を反映しますから、日本の大手企業の業績が大きく崩れるのではないかと投資家が懸念したことが株価の下落を引き起こしたといえます。 では、日経平均株価はどこまで下がるのでしょうか? 日経平均株価の1株当たりの純資産を見ると2万700円前後が下値ではないかと理論上は考えられますので、そろそろ下値の水準まで売り込まれたとも言えます。 それと、もうひとつ言えることは、株価は投資家の心理をそのまま映しますので、おそらく、いまが、相場の世界で言うところの「陰の極」、先行きが見えなくもっとも暗い状況、ではないかと考えます。そして、そこが相場の底になることが多かったようです。
最後に、米国大統領だったフランクリンルーズベルトの言葉を紹介しておきたいと思います。 「我々が恐れなければならない唯一のものは、恐れることそのものだ」 恐れることで、負のスパイラルに陥ることが一番問題だと言っています。ウィルスは目に見えないだけに、日増しに拡大する新型肺炎陽性者の数字が我々の恐怖心を増長させています。
できることは、できることなら外出を控え、手洗い、うがい、の励行と外出時のマスクと非常に単純なことですが、自己防衛のためには、それしかないということを念頭におきたいところです。 相場とコロナウィルスは異なるのは当然ですが、相場の格言で言うところの、「もうはまだなり、まだはもうなり」のどちらなのかは予断を許しませんが、「まだはもうなり」となることを祈るばかりです。
今月の入会者は、
おりませんでした。
東京同友会渋谷支部では、「多様な未来人材創出ワーキンググループ」を中心に、多様な人材の雇用をテーマに、行政や地域を巻き込んだセミナーや交流会を開催してきました。今回、基調講演や、超短時間雇用の取り組み事例などをご紹介しながら、その意義について意見を交わし深め合う場を設けました。
基調講演「多様性のある雇用と企業の生産性向上」
講師:影山 摩子弥 教授 横浜市立大学CSRセンター長
超短時間雇用について・・・渋谷区障害福祉課
パネルディスカッション・・・区内企業ほか
これを外すと育たない!
人材育成のツボ教えます
人と組織に向き合い、平成に学んだ大事なこと
「先生はウチらのこと、見てないじゃん!」
高校教師として自信も付いてきたある日、担任クラスの生徒から言われた思ってもみない言葉…。教員となる前に社会経験を積もうと入社した求人広告大手企業は国中を揺るがす大スキャンダルに見舞われ、経営危機に。大企業さえ脆いことを学んだ。
その後、念願の教師となったものの、忙しさに追われいつのまにか忘れていた生徒一人一人と向き合う姿勢。
本例会では教育や雇用の専門家として活躍する三浦睦子氏が自らの体験、その場その場で一生懸命に人に仕事に向き合ってきたからこそ理解ができた「人材育成の本質」を紹介します。激変する環境、個人と組織の在り方が変わりつつある今こそ“変わらない本質”を理解することが必要です。
新型コロナウイルスが
猛威をふるっています。
ワクチンや治療薬の開発が進められていますが
現時点でまだこれといった治療薬はありません。
感染を防ぐためには
通常のインフルエンザと同じ対策を
実施する以外にないのが現状です。
使い捨てマスクは3~4回は洗って再利用できます。
陽性反応という言葉に異常反応してしまいます。
過剰反応しないよう冷静に対応してください。
3月3日はひな祭り。
雛人形も少子化で
今年はお殿様とお姫様だけの
親王飾りです。
中日はお彼岸の真ん中、春分の日です。
人が大勢集まるイベントは
中止勧告されています。
人出不足でもなかなか企業とのマッチングは難しいです。
コロナウイルスの影響で、
大手企業が次々と
テレワークを導入し始めました。
働き方改革に影響が出そうです。
★三木 秀治 川崎インターネット(株)
◆渋谷支部 グローバル人財雇用マネジメントWG 第1回例会
☆日時: 2020年3月3日(火)18:30~20:30
☆会場: セールスアカデミー 会議室
新宿区西新宿7-7-33
☆参加費:無料
☆報告者:山口 清隆 氏 一般社団法人アジアの友人材雇用促進協会
/ キャリアインテグレーション株式会社 代表取締役
許 巍 氏 株式会社InnoX 代表取締役
迫りくる人材不足。一方優秀な外国人を採用して順風満帆な事業を営んでいる会社も見られるようになりました。外国人留学生から見た日本、外国人経営者から見た日本をよく知ることで、同友会加盟企業様に新しい視点で人材を見ていくことを提案します。
◆渋谷アクティブミーティング
(運営会議+ミニ報告会)
☆日時: 2020年3月5日(木)18:30~20:30
☆会場: 渋谷商工会館
☆参加費:無料
「渋谷支部幹事会&アクティブ・ミーティングSHIBUYA」は、支部幹事に限定せず、広く会員が参加できる開かれた幹事会です。
第1部では例会企画、各種議案検討を行います。
第2部では参加会員の学びの場、新会員の交流の場として、セミナー及び報告会を実施します。
ここでは毎回、会員のユニークな事業紹介、専門家による最新事例の紹介などなどをご紹介します。
◆第17期 販売塾 社長・営業マンの『売上・増客』講座 第2回
販売の「3つの根本エッセンス」と“商売の究極の秘訣"の会得
☆日時: 2020年3月5日(木)14:00~17:00
☆会場: 東京中小企業家同友会・会議室
☆報告者:販売力強化の第一人者・坂 陽風 氏
(著書:実戦販売ノウハウ五輪書『BANメソッド』)
コンサルタント連合『青藍会』の強力講師陣
受講料: 全5回通し参加 1人15,000円(教材費込)
スポット@3,000円(別途教材代1500円)
【目 的】社長・営業マンの販売力強化を通して「売上・増客」を実現し、売れる企業・つぶれずに成長する企業をつくる。
【講座カリキュラム(内容)】≪全5回コース(年2回開催)≫
第1回:我社の使命感(販売の軸)の確立と、商材&顧客・市場の見極め
第2回:販売の「3つの根本エッセンス」と“商売の究極の秘訣"の会得
第3回:新規開拓アプローチ“突破ノウハウ"と「必殺の30秒トーク」作り
第4回:商談・提案・クロージング・価格交渉の“実戦ノウハウ"を完成
第5回:顧客・市場の絞り込み法と深掘り法の追求でさらに売上・増客
【開催日】令和2年2/6、3/5、4/2、5/14(第2木)、6/4
◆渋谷支部主催 品川支部後援 第67回マッチングプラザ
☆日時: 2020年3月23日(月)
主催支部外15:00~17:00 同好会17:00~19:30
交流会/懇親会 19:30~21:00
☆会場: (株) アイ・クリエイティブ
千代田区平河町 2-12-2 藤森ビル 2F-B
地下鉄 永田町駅出口4を出て徒歩5分
☆参加費:無料 交流会実費
<内容>2部構成で、前半は貴重な体験企画です。
後半は参加者全員に簡単なプレゼンをして頂きます。(自社紹介など3~5分程度)資料配布も自由です。
とてもアットホームな雰囲気で交流できますので、お気軽にご参加ください。
◆渋谷支部 健康づくり研究会(太極拳入門)
☆日時: 2020年3月23日(月)18:30~20:30
☆会場: 東京ウィメンズプラザ 第一会議室B
※会場を変更いたしました。
☆参加費:1000円
☆報告者:成澤 正治 氏(横浜武術院)
多くの人に親しまれている「太極拳」の入門コースです。
太極拳は「健康体操的運動」「スポーツ競技」と様々な「芸能的「芸能的パフォーマンス」とも融合されて、新しい娯楽としての発展も遂げております。
私達は太極拳を通じて、「健康問題」を解決する実践方法として、「養生」「精神的安定感」そして、多くの皆様の日常生活での充実感の向上をめざしています。
◆「本格卓球クラブ」例会
~上手くなくても大丈夫、卓球愛好家の経営者集まれ!~
☆日時: 2020年3月27日(金)
練習19:00~21:00 懇親会21:15~22:30
☆場所: 駒場体育館 目黒区駒場2-19-39
京王井の頭線
駒場東大前駅から徒歩5分(駒場野公園内)
☆会費: 無料(懇親会は実費)
☆持ち物:室内シューズ、運動着、
タオル、卓球ラケット(貸出可)
2013年5月発足の「本格卓球クラブ」は
毎月一度定例練習会を開催しています。
卓球を愛する仲間の交流を大事にする会です。